[日記/2005/October]

コーディングスタイル / 2005-10-20 (木)

今日見たり読んだりしたもの:
 アニメ:交響詩篇エウレカセブン(第1話~第2話)


2年と半年前から実装を始めたスクラップブックオンライン。今年の春ごろ、ソースコードのごちゃごちゃ感がいやになって作り直しを決意してから半年が経ちました。
はたしてソースコードはどうなったか?
C++っぽくクラス分けされ、一つ一つのサイズは小さくなり、部品の集合体という感じになりました。
前のは1ファイルがどかーんという感じだったので、これは一つ解消されたと思っています。
が、その分ファイル数はすごく増えました。これはこれで問題ですね…
それぞれメリット・デメリットがあるので、一概にどちらがいいとは言えないんだなーというのが今の感触でして。

という話を会社でしていました。
その人の話をまとめると、こんな感じになりました。
・自分はまだまだ成長過程。書き方もまだ定まっていない感があるので、来年見たらまた「ぎゃー」って感じるかもしれない。
・規模が大きくなってくると、ぱっと見ごちゃごちゃ感があるのはそういうものということで。
ということで、気にしなくていいんじゃね?という結論が出そうです。
昔のソースを見ても「見たくねー書き直せ書き直せ」なんていうよりも、「あー、なつかしいな、この書き方。ちょっと修正しとこっと」
くらいに受け取れるような大きな心を持ちたいものです。

マンガが1巻と最終巻を比べて絵が全然違うというケースがあるように、ソースコードも同じように変わっていくもの。
過去のソースは当時の思い出ということで、手を加え続けられるのが良いのかもしれませんね。
書くことにこだわり過ぎるよりもちゃんと動くものを書くことを重視するべきかもしれませんが、イラストレーターが絵に精魂込めるように、プログラマーがソースコードに精魂込めてもいいんじゃないかな?と思いました。
「動いてなんぼのもんなんだから、ソースにこだわりすぎるな」なんて言われそうだ…
まだ結論は出ません。あー、悩ましい悩ましい。