初めてなので始発で行って並ぶぞーと思っていたのですが、チケットがいただけるということで駅で待ち合わせ。
その間にパチリ。
会場は東と西に別れているのですが、7時前の時点で東側の待ち行列は満員。徹夜禁止とカタログに書いていたのですが、実際にはしている人がいるとかいないとか。
その後合流して寒い中並んでいる人たちを横目に会場へ移動。途中、トイレ待ちの行列もあり、「トイレ最終列はこちら」という立て札まで…すごい光景です。
初めて行くのにこんなにすんなり入っちゃってなんだか恐縮…という気持ちのまま会場へ入りました。中のトイレはがらがら。まるで別世界でした。
中ではサークルの人が続々とやってきて、準備されていました。ジャンル毎に分かれているようなので、ご近所さんへの挨拶周りとかもあったのでしょうか。
邪魔にならないようにホールの外で待っていました。
それから1時間くらいしてから、中はどうなっているのかなーと入っていくと、まだ会場1時間以上前にも関わらず、上海アリス幻樂団用の行列が。
で、並んでいたのですが、前の人がメモを落とされたんです。今までなら気にしなかったんですが、以前会社の後輩との帰宅途中に前を歩いていた人が落し物をした時に、さりげなく拾い上げて「落としましたよ」って渡していたのを見て、「これは見習わなくては」と思い、それ以降は気づいたときは必ず声をかけるようにしているんです。
で、「これ落としましたよ」
「あ、どうも」
と、小さなコミュニケーションがとれました。
それからさらに1時間。行列整理が行われて会場の外へ移動。そこで会場。続々と人がやってきます。
そして、そろそろサークルの前という時にスタッフの方が…
「こちらの方が、あなたはさっきまでは並んでいなかったと言っているのですが？」
って。何だってー！割り込みなんてしないってば…
「いえいえ、並んでましたよ」
と言ったものの半信半疑な様子だったので、さっきメモを渡した人に
「さっきメモ拾って渡しましたよね？」
「えぇ。」
ということで証人になってもらってその場をしのげました。親切はしておくものですね。今度から並ぶときは携帯で写真撮ってた方がいいんでしょうか。
そしてようやくサークルへ。どの方がZUNさんなのかわからなかったのですが、インタビューでの後姿の写真から想像して、この人かなーとは思いましたが、既に何百人という列が流れている状態。声をかけられるような雰囲気じゃなかったのでそのまま流れていってしまいました。
これほどの有名サークルだと流れ作業なんですね。作者さんとのコミュニケーションが醍醐味なんて思っていたのは甘かったようです。
その後は東、西、企業スペースと見て回りました。どこも人人人…
見て回りながら会いたかった人巡り。SOUL GAINERの裏方さんも売り子をしているということで会いに行きました。
コミケスタッフが誘導するくらいの人気サークルとは知らずに行ったもので、挨拶するのが精一杯でしたが、いい刺激になりました。今後もがんばってゲーム作りに励もうって気持ちが強まります。
その後SBOプレイヤーの一人、ユーシアさんのサークルへ。初対面なのでどきどきしながらサークルへ向かって挨拶。
中に入れてもらい、売り子視点で見させてもらいました。
お客さんとのコミュニケーションがとてもよい雰囲気です。コンビニでバイトしていた時とは違う感覚だなーって。
みなさん、それぞれが作ったものを自分で販売し、同じ趣味のお客さんと好きな話題で盛り上がる。そんな雰囲気がコミケの醍醐味なんだなーって実感しました。巨大な文化祭って感じでしょうか。同人とはよく言ったものですね。
で、SBOな人たちと合流して、移動。
午後のピークでしょうか。想像を絶する人ごみです。ホール内、外、どこも人だらけ。止まることなく人が流れていく姿は、まるで工場のラインのようでした。人の多さに合わせて流れを制御しているスタッフの方々にただただ関心。
十分に雰囲気を味わって、いろんな人にも会えて、満足感いっぱいで帰宅。
帰省ラッシュも重なって、新大阪行きの新幹線は指定席０。自由席で立ちっぱなしかな…と覚悟していたのですが、なんと奇跡的に座れました。お土産の「ごまたまご」ほしさに品川ではなく東京から帰ることにしたのがよかったのですかね。
ユーシアさんにはいろいろといただきました。なんてサービス旺盛なんだっ！感謝感謝。
というわけでコミケ初参加でしたが、実際に行ってみないとわからないことってたくさんありますね。
人ごみが大変ですが、あの手作り感いっぱいの雰囲気は好きです。機会があればまた行きたいと思いました。
今回は、いろんな人にお世話になりまして、ありがとうございました。そしてお疲れ様でした。
