本屋でふと目にとまった「天皇論 著:小林よしのり」が気になって購入。
最近パチンコ屋の前でポスターをよく見る「おぼっちゃまくん」と同じ作者とは思えないようなマンガですが、知らないことが満載でとてもよい本でした。本というかマンガというか。
学校では「天皇は象徴である」と習った気がしますが、実のところはよくわからず。
こういう話はいろいろな論争を呼ぶようなので、あまり詳しいことはわかりませんが、一番気になったのは、「3種の神器」が実在していたということです。ドラクエ3に「くさなぎのけん」が出てきましたが、実際は「天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)別名:草薙剣(くさなぎのつるぎ)」というのがあるそうですね。
>> 現在では八咫鏡は伊勢神宮の皇大神宮に、天叢雲剣は熱田神宮に神体として奉斎され、
>> 八尺瓊勾玉は皇居の御所に安置されている。
ということで、鏡と剣のいわゆるレプリカを皇位継承の際に、実際に受け渡すのだとか!
ただ、箱に収められていて、実際に中に何が入っているのかは誰もわからないそうです(天皇でも中を見ることが許されていない為、誰も確認のしようがない)。
神話の時代の話しに出てきたものが、実際に存在しているなんて、日本という国はすごいところだなと改めて思いました。